わたしと縄文

田丸 悟郎

富士見町

移住して1年目、蓮池のクリーンアップにお誘いいただいたことがきっかけです。
身体を動かすか〜くらいの軽い気持ちで参加したクリーンアップは、泥と睡蓮との格闘でした。
が、なんだかとっても気持ちが良く、2022年のハイライトになりました。

これはまた参加したい!少しでもこの素晴らしい場所に貢献したい、と思って応援団に入りました。
いつも素敵な時間を過ごさせていただいています。

野澤 昭夫

富士見町

私はこの井戸尻考古館の隣に住みはじめてかれこれ40年になります。

そんな中で思い出さるのは、当初収穫祭などは考古館の芝生のところで関係者のみで行なかれていましたが、私もチョクチョク参加させてもらったりしました。
今やこの様な盛大なイベントとなり目を見張るものがあります。

小林公明館長の時代今の遭跡公園が広大に整備され、それにともなって各種ハス・睡蓮他水生植物が多く導入さました。特に古代ハスの大賀八スは諏訪広域で有名になりました。
それだけに手入れもなかなか大変で当初はシルバー人材の大勢の人達が手入れにたずさわっていましたが、高齢化により人員も1人へり2人へりでついに1人になってしまい、そうなれば古代ハスの手入れも行届かなくなって昔のようなスバラシイ花も見られなくなりました。

そんな時 ハスの花を昔のようにスバラシ花に蘇らせようと地元の有志何人かにより井戸尻応援団を立ちあげました。
丁度私も勤めが定年退転をした所でヒマも有リ少でもお手つだいが出来ればと井戸尻応援団に加わる事としました。今では事務局で年間計画などたてていただく中で参加出来る行事に参加するようにしています。

エンジェル 千代子

富士見町

田舎で子育てをしたくって富士見に越してきたのは1993年です。
考古学に全く興味がなく、10年ほどしてから最初はご近所なので仕方なく義理とか義務感で考古館主催の「縄文文化講座」を聞きに行きました。
すると、とにかく面白いのです。土器の文様の説明を聞いているのですが、縄文人のなぞ解きをしているようで次はどんな展開になるのかドキドキしました。
話も面白かったのですが、話し方の熱意や愛を感じて余計惹きこまれたんだと思います。

「井戸尻は考古学会の異端児だ」「考古学界からは認とめられないようなことをしているからダメだ」という話も耳にしました。
それってどういう事? また興味がわきました。
井戸尻主催の講演会に行くと、地元保存会の人や民俗学の先生のお話があったりもします。
事実のみから研究する考古学に対し、井戸尻はそこから縄文人の宗教観や世界観まで広げて考えています。私にはそういった考え方の方がわかりやすくってしっくりいくと胸に落ちました。

発掘50周年のポスターのタイトルが「おらあとうの村の歴史は おらあとうの手で明らかに」でした。
これもまた興味を惹く言葉です。
地元農家の有志や近隣高校・地歴部の生徒が発掘を行った歴史も知りました。

そんな歴史の中から生まれた井戸尻の研究は、凛と背中を伸ばした他のどこにもない唯一無二の魅力があると思っています。
元館長の小林公明さんの大好きな言葉があります。
「よく縄文文化というけどそんなものはないんだ。長い縄文時代の中でその地域・時代に花開いた文化があるという事。だから地元の人間が研究しなくちゃいけない在野の文化なんだ」

私が感じた驚きや感激をみなさんにも感じていただけたらいいな、と思っています。
基本は井戸尻をキーワードに、とにかく楽しんじゃおう!という事です。
一緒に楽しみませんか? みなさんから「こんなことはどう?」と新たな発見を提案していただけたら嬉しいです。

竹内 輝子

富士見町

考古学界では、異端とされているらしい井戸尻考古館独特の縄文解釈は、一度聞いたら忘れられない面白さ!

それを情熱的に語る歴代館長、学芸員各位を応援せずにはいられません。
多くのイベントに参加したいし、参加するだけでなく、なにか力になりたいと思うのです。

久保川 順子

富士見町

自然に恵まれたこの地を永住の地と決めて、歴史や文化を知りたいとイベントに参加し、地域の人達との交流を始めました。
井戸尻遺跡への散歩は特に興味深く楽しみだったので、応援団に近づき、自然に入会していました。

蓮の手入れと蓮茶作り、復元家屋の茅刈り、井戸尻遺跡の講座、土器作りと野焼き、縄文夜話では復元家屋の炉で火を焚き、キノコ汁の夕食、土偶展の見学(長野県立歴史館)、考古館と連携しながら多くの楽しいイベントがありました。
特に考古館裏の曽利遺跡の発掘は何があるか小石一つでも大きな夢が広がり、考古館にはまってしまいました。

近くに素晴らしい考古館と遺跡がある倖せ、これからも、大いに学び縄文に近づいて豊かな人生を送りたいと願っています。

堀 三也子

富士見町

私が富士見町に転居するまで、全くと言っていいほど私の中に”縄文”というキーワードはありませんでした。
それが、1万年の永きにわたる縄文時代の遺跡が多数あり、先人の遺した素晴らしい土器が多く出土している地であるということを知り、土器に興味を持つようになりました。

町には、この地ならではの土器作りサークル「ほのおの会」があり、早速、お仲間に入れていただきました。
井戸尻考古館からお借りする本物の縄文土器を間近に見ながら複製していくと言う、他では絶対に味わうことのできない至福の時を過ごしています。

そのような井戸尻との関りの中、2016年に「井戸尻応援団」立ち上げのメンバーになり、微力ながら活動に参加しております。
今後も井戸尻考古館に協力、協賛しつつ、独自のイベントの開催などにより活動を広め、地元民の地道な活動で、井戸尻考古館を応援していきたいと思っています。

また、私が関わる「ほのおの会」はカルチャーサークルなのですが、会員の作った複製土器などを町内の施設に展示していただいたり、貸し出したりしています。少しでも、井戸尻考古館をPRするお役に立てればと考えている今日この頃です。

古谷 めぐみ

神奈川県

そもそもは縄文好きで井戸尻の水煙紋土器に惚れ込んだところから始まり、夜話に参加させて頂いた時に、更に井戸尻にハマったという事で、井戸尻を応援する方々を応援したい、そして出来ることなら参加したい!!井戸尻にもっと深く関わりたいと思ったので入団しました。

現状、距離があることやコロナでお手伝い出来ることがないのが心苦しいのですが、また夜話、参加したいです。

なわ よしこ

下諏訪町

井戸尻考古館のユニークなアプローチと「収穫祭」などの取り組みに惹かれて、下諏訪町から訪れることしばしば。既に応援団のメンバーである叔母に勧められて入会しました。

お陰さまで、蓮根田の整備や遺跡掘りのお手伝いなど、普段はなかなかできない貴重な体験をさせていただいてます。

作業の合間に深呼吸して、縄文の人たちも愛したこの美しい風景の一部になっていることを噛み締める!これが本当に幸せでクセになります。

これからも応援団の活動を通して、土地や歴史に親しめることを楽しみにしています!

花岡 美和

茅野市

森のオフィスのIgnite!というワークショップで、八ヶ岳エリアを舞台にした漫画を描きました。

その時、井戸尻考古館の小松館長に縄文の話をお聞きしたのですが、縄文を浪漫たっぷりに語る小松館長の見識の深さと人柄に触れて、一気に小松ファンになりました。

そのあとエンジェルさんと再会して井戸尻応援団のお話が出たので、これは入るしかないでしょー!という流れでした。

これも一種の勢いですね?✨というわけで、きっかけを一言で言えば、小松館長が好きだから?となります笑

西 明子

富士見町

境小に赴任したときに、できたばかりの「縄文クラブ」の担当になったのが井戸尻考古館と出会いのきっかけです。

境小を離れても、井戸尻と関わる方法はないかな? と思い、応援団に入ることにしました。